2012年10月12日金曜日

パン10号(カンパーニュ)

パン9号までは、
それ~、焼け焼け~~~!
と失敗にもめげず3日に1回はパン作りに励んでましたが、
自分がどうも路頭に迷っていることに気付き(遅い)、
この2週間ほど、ずっと
ググってフランスパンが焼けるしくみを勉強してました。


それで、いろいろ知ったことなど基本まとめ。

● 捏ね上げ温度がとても重要

● 重さ、時間、温度・湿度などの数字を管理

● 『2倍になるまで発酵』とは体積の2倍(直径の1.25倍)

● 打ち粉は強力粉など荒いものを使う

(薄力粉などだと生地になじんでしまう)

● 二次発酵は、発酵ピーク前でやめる(膨らむ余力を残す) 

● 高温で下火を強く、スチームで生地上部の焼き固めを遅くすることでクープが開く

● 生地をちゃんと張らせること(締めること)もクープを開かせるのに必要

● 過発酵だと焼き色が付きにくくなる(糖分が焼き色を付きやすくするが、その糖分が発酵によって消費されるため)

● 焼き時間は守る(焼き色がないからと延長すると乾燥&硬くなる) 

● 通常、フランスパン系は工程4~5時間



その他、いろいろ細々ありますが、
それはそのうち別ページでまとめたいと思います。



で、
これだけ知ったんだから今度はまともなものが焼けるだろう、
と高を括って焼いてみたんですが……


















あちゃーーーーー、
なんですの?このよく分からないパンは。

ちなみに、サンドイッチなどにしやすいかと
二次発酵はオーバル型を使いました。
(あと、これまでの失敗からの気分転換にもなるかと思って……)


頭では分かってても、
仕事などしながら作っているといろいろ抜けてしまうのよね……。


材料:
・ 強力粉 140g
・ 薄力粉 75g
・ 全粒粉 35g
・ 塩 3g
・ ドライイースト 1g
・ 砂糖 5g
・ 水 168g

発酵環境:
室温26.5℃、湿度55%

焼成:
ガスオーブン中段
投入前に生地と庫内に霧吹き
250℃で8分(アルミホイル被せ焼き)
220度で17分


失敗点:
・ 他の事で忙しく、オートリーズ(捏ねない方法)&何度かパンチ入れてる間に、工程がよく分からなくなってきてベンチタイムを取り忘れた。
・ 発酵カゴに粉を敷くのを忘れた(くっつかない布だから良かったけど)。
・ 焼き色が薄く、まだら? 過発酵?
・ クラストがカリッとしない。
・ やっぱりクラムが詰まっている。べたつきはなし。











工程をちゃんと覚えてないだけに、
原因追求もできず……。

クラストの柔らかさは砂糖の関係?
でもウェブ上には「砂糖はクラストを硬くする」という逆の情報もあったのよね。

下火も足りないのかな。
でもうちのはガスオーブンで下から火が出てるし、
ちゃんと庫内の温度計も使ってチェックしてるんだけど……。



味はすごくおいしかったです。

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