2012年11月13日火曜日

パン18号(カンパーニュ)

みなさん、こんにちは。
今回はパン18号です。



材料
・ 強力粉 140g
・ 薄力粉 75g
・ 全粒粉 35g
・ 塩 3g
・ ドライイースト 1g
・ 砂糖 3g
・ レモン汁 2滴
・ 水 169g
・ レーズン、くるみ、オレンジピール 合わせて160g


下処理:
前回と同様、
くるみとレーズンは水に浸してしばらくおいた後、ペーパータオルなどでよく水を切っておく。
水が切れたらくるみを包丁で小さく刻む(叩くと粉状になってしまうため)。
オレンジピールは、以前自分で作って千切りにしたもの。
オレンジピールの香り最高












ところで、
レシピとかに載ってるフィリングの重さって、粉に対する割合で決めてあると思うのですが、レーズンなどのドライフルーツだと水につけたら重くなるし、かなり乾燥してるナッツ類だと重さはなくても体積が増えるしで、正直、生地とフィリングの関係がまだよく分かってないんですよね。

どこかで、ドライフルーツなどの甘いものは発酵を阻害するとか、ナッツ類はグルテンを切ってしまうなんて見た記憶があったような、なかったような。



ネットでよく見かけるレシピなどだと、粉が250gだったらフィリングはせいぜい100gまでなんですが、前回、150gを入れておいしく焼けたので、今回はさらにオレンジピールも加え160gにしてしまいました。

そしたらですね、
最終発酵前の成形でフィリング混ぜ込んでて、とんでもないことになっちゃって……。














「うまく混ざらないな~~~」
と、フィリングを生地に詰め込んではたたんで、を繰り返していたら
みるみるうちに生地が切れてボロボロに……。

もうどうやってもまとまらず、手遅れ。
生地がこんな風になるの、初めて体験しましたよ……。


もう、
この時点で時間もだいぶ経ってしまい、 どうしようか迷ったのですが、
捨てるにもフィリングが勿体ないので、
再度よーく捏ねて、なんとか丸めて最終発酵させて焼きました。


焼き上がりはこちら。















ズッシリしてて、小さくて、
サイズは、以前のフィリングなしのカンパーニュと同じ、もしくはそれより小さいくらい(悲)。


断面です。















それでもフィリングさまさま。
すごくおいしい(悲)
オレンジピール、レーズン、くるみの組み合わせ最高。


やっぱりフィリング減らしたくない。
次回どうしようか迷う(笑)。
 




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メモ

工程(室温24℃、湿度50%)
捏ね 9:30~ 捏ね上げ温度25.5℃
途中1回パンチ
ベンチ 11:40~
12:15 フィリング&生地と格闘、まとめ終わる
焼成 13:05~


焼成:
ガスオーブン下段
予熱250℃ お湯を入れた器を設置してスチーム補充
投入前に生地と庫内に霧吹き
250℃で8分(アルミホイル被せ焼き)
220度で17分


2012年11月5日月曜日

パン17号(カンパーニュ)

皆さん、こんにちは。

まず、見てください。今回焼けたパンを。





じゃーーーーーん




















一体、誰がこんな風に焼ける日を想像したでしょうか!?
あくまでこのブログではリアルなパンを見せるのが私のポリシーですが、
つい嬉しさのあまり画像編集しちゃいましたよ。




材料
・ 強力粉 140g
・ 薄力粉 75g
・ 全粒粉 35g
・ 塩 3g
・ ドライイースト 1g
・ 砂糖 3g
・ レモン汁 2滴
・ 水 169g
・ レーズン&くるみ 合わせて150g

下処理:
くるみとレーズンは水に浸してしばらくおいた後、ペーパータオルなどでよく水を切っておく。
水が切れたらくるみを包丁で小さく刻む(叩くと粉状になってしまうため)。

工程(室温23.5℃、湿度45%)
捏ね 20:00~ 捏ね上げ温度24℃
一次発酵 21:10~
途中1回パンチ
一次発酵終了後フィリング投入
ベンチ 23:10~
最終発酵 23:35~
 40分(30℃位?) 電気毛布使用
焼成 24:35~

焼成:
ガスオーブン下段
予熱250℃ お湯を入れた器を設置してスチーム補充
投入前に生地と庫内に霧吹き
250℃で8分(アルミホイル被せ焼き)
220度で17分



で、
こちらが実際に焼けたパンです。
前回よりも、フィリング150gで1.5倍にしました。

















焼減率:
 材料合計の重さ 576g
 焼けたパンの重さ 534g

1.  576 - 534 = 42
2.  42 ÷ 576 × 100 = 約7%

★各パンの焼減率の目安はこちら過去記事参照

ぶどうパンなどは4.5~5%が適正となってますが、
これはシンプルなフランス系パンなので、OKなのでは?

ちなみにちゃんと水切りしなかった前回のパンは4.7%で、
普通のぶどうパンのような焼減率でした。

追記:正確には、最終発酵後の生地の重さと、焼き上がり直後の重さを量るようです。




断面です。
約8cmありました。
フィリングいれると高さも出るし、おいしいし、
失敗もごまかせる(笑)。
















私はバヌトン型(籐の発酵カゴ)を持ってないので、
初めてのカンパーニュの時に使ったすり鉢をまた使ってみたのですが、
最終発酵の際、器が冷たいままで
「うわ~、失敗した~~~」
と思ったのですが、どういうわけか結果膨らみました。
なぜ……?




それにしても、
このフィリングぎっしりパン。
今までで一番おいしい。

シンプルパンさんには申し訳ありませんが、フィリングの魅力は絶大です。















2012年11月1日木曜日

パン16号(カンパーニュ)

気付けば、
開始して間もないこのブログ、
記事のほとんどがカンパーニュで占められつつありますが(汗)、
納得するまでは次のパンに移れません。


ただ、今日は新たなステップとして
フィリング入りに挑戦しましたよ。

そしてやっと、デジタル温度計も購入しました。
これで成功率もぐーーーんと高まるはずです!



材料
・ 強力粉 140g
・ 薄力粉 75g
・ 全粒粉 35g
・ 塩 3g
・ ドライイースト 1g
・ 砂糖 3g
・ レモン汁 2滴
・ 水 169g
・ レーズン&くるみ 合わせて100g

下処理:
砕いたくるみとレーズンを水に浸しておく。

工程(室温24℃、湿度50%)
捏ね 17:50~ 捏ね上げ温度24℃
一次発酵 18:00~
途中1回パンチ
一次発酵終了後フィリング投入
ベンチ 20:50~
最終発酵 21:15~
 40分(30℃位?) 羽毛布団の中にて
焼成 21:55~

焼成:
ガスオーブン下段
予熱250℃ お湯を入れた器を設置してスチーム補充
投入前に生地と庫内に霧吹き
250℃で8分(アルミホイル被せ焼き)
220度で17分




結果がこちら。



















パーフェクトなパンとはいきませんが、
やっぱり、最終発酵のし過ぎに気をつけるようにしたら
クープが開くようになりました!


といっても発酵時の外気温のムラなのか、
フィリングのせいなのか、
一部だけめくれなかったのですが……。どーゆこと??
(下側のちょっと右辺り)


断面。















高さは6cmちょっとです。
そしてお分かりのように、
初のフィリングにあたふたして、入れ方を失敗しました……。


反省点:
・ フィリングを水につけ過ぎた(1時間くらい)。
本当は15~20分くらいで十分みたい。

・ 更に水切りもよくできていない&時間も押してたため、
ドロッっとした状態で投入してしまった。

・ 水っぽいフィリングのため上手く混ざらず、
かといってベンチ前にいじり過ぎる訳にもいかず、そのまま成形。

・ 結果、レーズンは溶け気味。思いもよらぬマーブル模様に(笑)
















でも、やっぱりレーズン&くるみパンはおいしい!
特に、レーズンが固まってゴロっとしてる辺りが。

ということで、
フィリングがよく混ざってなくても
結果オーライとしましょう。


次回、
フィリングはふやかさないように気を付け
ちゃんと混ぜ込むつもりですが、
意外に今回の方がおいしかったりして。




続く。